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ダークネス3話見る前に

対話について超適当に

1.喋ってる2人を一緒に映す
演出がもっとも入ってない撮り方(演技の指示は置いておいて)
効果は役者の演技によるところが多い
移動や身振り手振りなど使って効果を出す
カメラも役者についていく

(ガス燈)

注)
ただし非常に綿密に練られた画面構成上で演技する場合、演者よりも演出が前に出てくる場合もある

(市民ケーン)

2.音声同期のカットバック
これも役者の演技に依るところが大きい
1.に比べると表情などがよく出せる


(LOST シーズン2<吹替版> 第8話 「復讐」)

3.非同期(off台詞)
喋ってる人以外の顔映す
そっちの方が情報として上の場合など
例:何か宣告を受けてそれに応対する表情の変化

4.リアクションカット
基本的には後にリアクションをとるが
先にリアクションをとらせると後のカットの意味付けにウエイトを乗せることができる(クレショフ効果)


(好きっていいなよ。 4話)

補足)
目線の移動による重みづけは非常にポピュラーな手法であるが
下の絵は目線の移動の後にわざわざ穂を手前から流し込んでいる
(この穂は目線の先にいるキャラクターを象徴するアイテム)
キャラの目線は変わらないので作中ではただの穂以外何ものでもないが
視聴者の意識は目線の先から戻るので視聴者にのみ穂が異様に強調されている
超変則的なカット

(夢喰いメリー 13話)

5.インサートカット
音声に付随するカットなので挟めば必然的に音声が強調される
視聴者は情報として音を優先的に取り入れる
優先度は音声と画の関係性に比例する

(劇場版AIR)

注)
絵が音声より情報として上に来る(もしくは並ぶ)場合もある
下の絵は金魚が登場人物に対する暗喩になってる画で音声よりも情報としての価値が上に来ている

(スイートプリキュア♪ #25)

6.ずり上げずり下げ
音声始まりや終わりがカット割りとずれてること
音声版トランジションといったところか
前のカットの効果を後ろのカットに影響させることができる
※適当な画像無いんであとで探しときます

注)
時々後ろのカットが前のカットを遮るように入る場合がある
この場合は前のカット影響力が弱まる


(ToLOVEるダークネス 3話)ダークネスの前の記事でダークネスの画像使うな!


実写は1と2を基本(マスター)の画として他のアングルや切り貼り(編集)を入れて映像を作る(と思う…)
アニメは1,2使うと死ぬのでマスターになる画が無いと考えていい、カメラも無制限に作れるし…
そういう訳であんま理解しない人だと映像がフラフラしてて…
音に関して言えば物語そのものなのでブツブツ切り貼りする訳にもいかないから映像よりも安定したものとしての位置づけ?
アニメの場合はこれをマスターにして映像を作っていくと実写とほぼ同様の方法でカット割り(編集)できるかな~?
実際実写でも音基調の編集はいくらでもある(当たり前だが)
というよりアニメは絶対にアフレコなんで音を上に立たせたほうがお得だと思うんだけど…(映像が安定しますよ)
音による情報は意外と強いので音(声優さん)を頼りに4,5,6の技法を使えば大して動かさなくても映像としてはさほど問題ないものになる(気がする…;;;)
だけども中々音と映像の二本のラインが綺麗に取れてる作品がない現状…
出崎さんはここらへん最高にうまかった人と認識してます
みんなそういうとこ真似しようよ!

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